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Showing posts from March, 2016

国家試験合格発表

医学生、研修医進路相談室

blogを始めて、1日の仕事の終わりや朝早く起きた時、休日にいろいろとネタを考えてみますが、10年の間にたくさんの学生さんや研修医の先生たちから受けた質問を思い出します。
 顔も思い出しながら、忘れないように文章に起こしています。
まだまだ、いっぱいありますが少しずつupしていこうと思います。

国家試験も発表されて、
「合格しました!4月からは医師として、研修がんばります!」

というメールを見学に来られていた学生さんからもいただきました。

わずかな期間しか一緒にいなかった子からもこのように連絡をいただけると
とても嬉しいです。
 彼はとても努力家でしたし芯に持っているものは、

「将来、絶対北海道の医療に貢献したい」

という熱い気持ち。

 その思いがあるのであれば、今、一旦北海道から出て、いろいろ学び経験し、吸収していく中で外から見た北海道のいいところ、そうでないところを見てみるほうがいいよ。
とアドバイスしました。中だけでは見えないところがあると思います。離れている間は北海道の医療に貢献できていないかもしれないとジレンマもあるかもしれませんが、そんなことはないです。自分が大きく成長して、北海道に戻れば結果的には離れていた期間の穴埋めを十分できるぐらいに貢献できると思います。
(私自身への思いも重ねてしまっていますが、そのように思っています。)

国家試験に合格したみなさん、「いいお医者さん」になってください。
そして、地域で働くってどんなことだろうと興味や疑問を持った人はぜひ当院へ見学に来てみてください。

国家試験に合格できなかったみなさん、「必ず、来年合格」してください。
今は、とても落ち込んでいるかもしれませんが、来年受けるチャンスがなくなったわけではありません。
   「命を取られたわけではありません。」
生きている限り、なんとでもチャンスは作れます。1年はあっという間です。落ち込んでいる時間はありません。もう来年の試験までの時間は刻々と短くなっています。
毎日少しずつ前進するためにも勉強してください。この一年が長い将来で無駄にならないよう頑張って下さい!



進路相談することにしました!

皆様。
何を言っているんだ?
と感じる方もたくさんおられると思いますが、
始めることにしました。

医学生、研修医進路相談室

blogです。
医学生、研修医を対象とした進路相談です。

自分の今まで進んできた進路はどうも少数派のようです。

以前の勤務先病院には、目をギラギラさせた医学生や初期研修医の先生達が
たくさん来ていて、自分たちで自分の未来を切り開こう!

という気持ちが前面に出ている人が多かったです。

なので、私も
「こんなものだろう」「みんな、頑張っていこうね!」
と思っていました。

この病院で勤務をするようになって丸3年。
見学に来る学生さんや研修医の中にはもっと様々なタイプの人がいて、
改めて、自分が学生だったときの教室の中を思い出しました。

情報が少ないため、入学前にイメージしていた
「医師」像と
日々の授業でお会いする大学教員・教授
実習で指導を受ける大学病院勤務の医師etc
のギャップに戸惑っていた昔の自分も思い出しました。

年間30名程度の学生や初期研修医といろいろ話す中で、
10年経った今でも医学生を取り巻く環境はあまり変わらないような気がします。

市中病院で働いている医師や
開業している医師からの情報が少なすぎる。

メディアを通じてしか知らない。大手企業が運営するサイトでしか情報が入らないため、
何科に進もうか。どこの研修病院を選べばいいのか。
ひいては、どのような医師になりたいのか。

将来の医師像を大学入学以前にイメージがあった人ですら、大学生活の中で
よくわからなくなったり、後押ししてくれる人がいなかったりしています。

ですので、何か出来ないか。考えました。

 見学に来た学生だけに話すのはもったいない!
 いつも同じ質問を受けるんだけど・・・
  (みんなそう思っているんだ)
 目からウロコでした!といってくれる人がいる


進路相談の話が多いのです。いつも同じ話をすることが多いですが。
そこで進路相談をしてみるのはどうか。教育に携わる一つの形ではないか。
そう思いました。

あくまでも答えるのは、私ですので偏りはあると思います。
ですが、ひたすら市中病院で初期研修から医師生活を始めて10年。
大学の医局というものから対岸にいる人の意見を聞いてみるのも
いいのではないでしょうか。
 そうすることで、普段日常でアドバイスを受けている大学の中で働いている先生の意見と比較することができると思います。
比較して初めて、自分で考えることができ…

転勤

いつもこの話題が3月には出てきます。
もともと、2年のつもりでこの病院にやってきました。

救急をずっとやってきた自分としては、2年間を通じて、外来患者さんを四季を通じて診させていただくことができる

そう思って、やってきました。色々訳あって一年延長して今は丸3年が経とうとしています。最近よく言われますが、
「先生の外来では、先生から松前弁がでるから、そまっているなーと思う」
「おじいちゃん、おばあちゃんの言葉もだいぶわかるようですね。外来の看護師の仕事の一つに研修医の先生達の通訳がありますよ」
僕にもそんなときがありましたが、今は大丈夫なようです(笑)
方言にも慣れました。

 外来で顔なじみの患者さんからは
「先生聞いたよぉ。4月からいなくなるんだって。まだいてけれ。(まだ居てよ。)」
「なして、いくの。(どうして行くの?)」
「わし、見捨てていぐの。(私を見捨てて行くの??)」

いろいろ嬉しいお言葉いただきます。
 でも、まだ転勤すると言ってないし、事実この3月での移動はありません。
いろいろ言われる患者さんには、
「どこからそんな話を聞いたのですか?」
 「僕が言ってるのに信じてもらえないんですか?」泣
と言うと
 「みんないっでるさ(みんな言ってるよ)」

と返事。
  「みんな」
って誰???

 以前の病院問題(今も続いていますが。)
の時もそう感じましたが、「みんな」って誰でしょうか。
噂の元は誰なのか。真実はどこに聞けばわかるのか。
信じていい情報なのか自分たちで考えてもらいたいです。

確かにずっとはいません。それは変わらない事実です。
医師が同じ場所にずっといて診療をするということはいいこともありますが
その逆もあります。常に人の交流(人事も含めて)が必要です。
自分なりにここで作ってきたもの、やってきたことを
再度検討し、いいものを残す。自分がいなくなっても
この地域の医療がさらに良くなることを祈って。
ここで育つ子供達にも自分たちのふるさとが残るように。
安心して子育てが出来る、自分たちが最後まで安心して暮らせるお手伝いが出来るように。