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Showing posts from October, 2015

遠方からの訪問者

このブログをほそぼそと続けながら、地域からERの取り組みや地域医療の挑戦などを発信しているつもりですが、今回はそれに伴う嬉しい報告です。

先日、全く面識のない先生から御連絡をいただきました。
「地域での医療がとても楽しいと思っていますが、なかなかそのおもしろさを伝えることが難しいです。300床ぐらいの病院における総合診療医(総合内科)のロールモデルはそこそこに全国ありますが、100床規模の病院で『楽しく総合診療をやっているよ!』という病院はあまり知られていません。facebookやらインターネットで松前病院を知り、さらには、このblogにたどり着きました・・・」ということで、連絡をいただき病院見学に来て下さいました。
私とほぼ医師年数が同じ先生で、似たような規模の似たような地域性で仕事をされている先生と面と向き合ってお話をする機会というのは今まであまりなかったのでお互いに感じている日々の疑問や悩みをお話しすることが出来ました。

 また、私自身が救急を研修してから地域で学んでいることにとても興味を持って下さり私自身が感じているメリット・今の課題についてもお話しさせていただきました。

 思うところはやはり同じ場所に行き着くのかと。

「教育なくして病院の未来はなし」 

本当にこれは、地域病院でも同じです。むしろここにこそ初期研修で学ぶべきことがたくさんあり、色々感じたのちに修行を積んで、後期研修を終了したぐらいに自分の力試しをする。教育もする。これが地域の病院の活性化につながるのではないかと改めて感じました。

 また、他の病院の先生と話をしている内に当院のstrong pointってなんだろう?
なぜ、医局人事でなく人が集まっているのだろう?
 この疑問に直面しました。

日をおいてぼーっと考えて一つの答えは、
「確固たるリーダーシップ」
だと思いました。
「法令・人倫にもとることはするな」
「バカな大将、敵より怖い」
と元北洋銀行頭取 竹井正直さんの語録にもありますが
当院には、看護部、医局ともに確固たるリーダーシップを取って下さる方々が
おられるため、いろいろな局面に出くわしても困難を楽しみながら乗り越えているのだと思いました。

 いつか、私もそのようなリーダーシップがとれるよう自己研鑽を重ねないといけませんね。
日々勉強です。
  今月も2人の研修医生が勉強に来られていました。二人とも、こつこつと勉強し、患…

救急医学会総会終了

先週、無事に終わりました。

救急医学会総会

自分の発表以外にも、いくつか面白い発表があったり、知っている人や同期の発表もあったりして、とてもおもしろかったです。
 自分の発表はどうだったかというと・・・

緊張して、前半はあまりしっかりと話せなかったと反省しています・・・

最終的に伝えたいことは、ちゃんと伝えられたかな?!とは思いますが、
もっと、練習をしておけばと思いました・・・

一緒のセッションの方がたはみんなスライドも発表もすばらしく、一緒に話をすることができてとても楽しかったです。

そして、田舎からの発信というのもとても大切なことだと思いました。
救命センターの人ではわからない事情がたくさんあります。
それを知っていただいて、おしなべて同じ制度で縛ることは難しいことも理解していただきたいです。

 離島で頑張っておられる先生方もおられました。
メールだけでやりとりをさせていただいていた先生方とも直接お話をさせていただいたりも出来ました。

 こうやっていろいろと刺激をもらって、また日々の診療に戻ろうと思っています。

病院に戻ると、机の上に封筒が・・・

なんと次のミッションが!
 ある医学雑誌の原稿依頼が届いているではありませんか!!!

文章を書くのがとても苦手な私にこのような仕事(成長できるチャンス)を与えて下さり、ありがとうございます!

 また、留まることなく、次の仕事に向けて頑張っていきたいと思います!



来週は救急医学会@東京

とうとう、やってきます。日本救急医学会総会

今年は、頑張って二つ演題を出しました。一つは、ワークショップの枠で話をさせていただくことになりました。

 テーマは
「救急科専門医の明日を語ろう」
です。
 これはなかなか、面白い!と思いました。
 この松前でやってくたことを振り返り、自分の経験を元に北米型ER後期研修を終了した医師は地域でもとてもニーズが高く、またその働きが中核病院との連携でも有用であることを話したいと思いました。
 ワークショップでご一緒させていただく先生がたはとても有名な方やバリバリやってこられている方が多く、とても楽しみにしています。

 昨日は、その内容を少し簡単にして一部分だけ使用し地元の無料塾に勉強に来ている子達(自習など)、地元の中高生に向けて
「田舎で働く救急医」
と題して話をしました。
親御さんも来られていました。

 少し難しかったかもしれませんが、「働く」ということ、「医師の仕事」ということを
理解してもらえたかもしれません。
 そして、最後には、

「それでも、田舎で働きたいと思う医師は少ないです。職場がとても魅力的であるか、自分の地元や縁のある土地でないとずっとはいれません。」

 「だからこそ、君たちの中の誰かが将来、医療の道に進んで経験を積んで松前に戻ってくることがこの地域にとって一番幸せなことだと考えています。」

とお伝えしました。
 自分が中学生の時に大人のそんな一言を覚えていないことのほうが多かったですが、
一人でも何か伝わってくれていると嬉しいなと思います。

さて、来週は本番です。世の中の救急医の方々に
「地域で働く救急医」
がどれだけ楽しく仕事をしているかということをしっかり伝えてきたいと思います。